一次産業/観光・宿
広島県 呉市 豊町御手洗
大崎下島 御手洗
Mitarai Tide-waiting Port
まちとなりわい · TOWNS & TRADES
潮待ちの港町。船宿や茶屋、常夜燈が海辺に残り、昭和期の劇場や洋風建築も通りに面する。
この場所の物語
待つ港には、遊ぶための店ができるという道理。御手洗は大崎下島にあって潮を待つ船が停まった港町で、海辺に船宿や茶屋、それに常夜燈が残っているんですよ。風待ち潮待ちの船は何日も動くことができないので、乗っている人の時間をどう使わせるかが港の商売でした。
通りには、昭和のころの劇場や洋風の建築も面しています。遊興の場が時代ごとに更新されてきたことが分かりますし、1994年の7月に重要伝統的建造物群保存地区へ選ばれました。いまはとびしま海道によって本土と橋続きになっていて、呉市の市街までは車で1時間半ほどかかります。
島の生業のほうは、柑橘の栽培が中心になっているんですよ。港の賑わいは船の速さのほうで決まるもので、船が速くなって待つ必要が無くなると商売が消えます。港町の衰えは中心からではなく周りから始まるので、劇場と茶屋が先に閉まって、みかん畑が残ったんですよね。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
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