菓子
新潟県
笹だんご
さちとあじ · FOOD & DRINK
よもぎを練り込んだ団子に餡を包み、笹で巻いて菅で縛って蒸し上げる。
この場所の物語
将軍の兵糧と、受け取ってもらえない米の使い道と。水で戻したよもぎを、団子の生地にしっかり練り込んでいきます。餡を包んで、笹の葉3枚でくるんでいくんですよ。それを菅か藺草で縛って、蒸し器で20分ほど蒸します。笹には殺菌の働きがあって、防腐にもなるので、保存の利くものになりました。
新潟の下越を中心に、中越から福島の会津の一部まで伝わっています。上杉謙信が携帯食にしていた、という話も残っているそうです。もう1つ、まったく別の説もあります。年貢にならない欠けたくず米を、おいしく食べるための知恵から生まれたのだ、という説です。どちらが本当かは、いまも決まっていません。
ただ、後のほうを読んだとき、この菓子の形が少し違って見えました。端午の節句には、米の粉でたくさん作ったそうです。同じものの説明として、2つはずいぶん離れています。どちらが暮らしに近かったかは、その日の作り方のほうが答えている気がします。いまは初夏の土産として、駅でも売られています。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
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