産地の仕事
新潟県 加茂市
加茂桐箪笥の工房
Kamo Paulownia Chest Workshops
まちとなりわい · TOWNS & TRADES
桐の板を組み、砥の粉と蝋で仕上げる箪笥の工房が市内に集まり、削り直しも受ける。
この場所の物語
削り直せば表面が新品に戻るので、桐の箪笥は2代3代と使い続けることができます。加茂の桐箪笥は桐の板を組み、砥の粉と蝋で仕上げるという作り方をしていて、市内に工房が集まっているんですよ。全国の生産の7割ほどを占める産地とされ、200年の伝統があり、組合には12の事業所が入っています。
塗料で膜を作らない仕上げなので、表面が汚れたり傷が付いたりしても、薄く削ってやり直すことができます。そのため工房は新しい箪笥を作るだけでなく、古い箪笥の削り直しの仕事も受けているんですよね。信越線で新潟市へ40分ほど、加茂市の市街は平坦で店がまとまっていますが、冬は雪がかなり多く降ります。
削り直せる家具は、寿命の考え方のほうが違ってくるんですよ。買った人が使い切って捨てるのではなく、2代3代と使いながらそのつど表面を作り直していくことになるので、産地の側には修理の仕事がずっと残ります。新品を売る数だけでは、この産地の仕事量は測れないことになります。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
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