菓子
沖縄県
サーターアンダギー
さちとあじ · FOOD & DRINK
砂糖を多く入れた生地を低い温度の油で揚げる。膨らむと上部が三つに割れる。
この場所の物語
うまく割れないと、笑っていないことになるのだそうです。サーターは砂糖、アンダは油、アギは揚げという意味になります。名前が、そのまま作り方になっているんですよ。砂糖を多く入れた生地を、低めの温度の油に落としていくんですよ。急に固めないので、中まで火が通るあいだにゆっくり膨らみます。
揚げているうちにどんどん膨らんで、頭が3つに割れてきます。その割れ目が、口を開けて笑っているように見えるそうです。だから、縁起のいい菓子とされてきました。500年ほど前、中国へ渡った琉球の料理人が、開口笑という菓子を持ち帰ったのが始まりだと伝わります。名前も、割れて笑うところも、向こうから来ているわけです。
沖縄では、これが結納の品にもなるそうです。祝いの席に配られますし、そのうえ日持ちもするんですよ。笑った形のまま、何日でも置いておけるわけです。市場や売店では、袋に入ってどんと山積みになっています。ひとつが、手に持つと思ったよりずっしりしています。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
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