一次産業/産地の仕事
徳島県 藍住町徳命
藍の館と阿波藍の畑
Ai no Yakata and the Awa Indigo Fields
まちとなりわい · TOWNS & TRADES
藍を扱った商家の屋敷が資料館になり、寝床と呼ぶ発酵の場と藍染めの体験がある。
この場所の物語
発酵させる場所のことを、この土地では寝床と呼んでいます。藍の館は藍住町で藍を扱った商家の屋敷を資料館にした建物で、藍師の仕事の場がその中にそのまま残されています。刈った葉を積んで発酵させるので床の上に寝かせる格好になり、名前のとおりの姿で熱を持たせていくことになるわけです。
発酵の熱で温度が上がるので、冬でも汗をかく仕事だったそうです。そう聞くと、屋敷の天井がなぜ高いのかもあとから納得できるんですよね。藍染めの体験もできて、布は水から上げた直後は緑色をしていて、空気に触れながら1分ほどかけて青へ変わっていきます。
徳島市の市街までは車で20分ほどで周りは畑ばかりの土地ですが、高速バスなら神戸や大阪へも2時間ほどで出られます。色が最後に決まるのは染めた瞬間ではなく、干しているあいだのほうで決まっていくというのが面白いんですよ。藍甕は生きているので毎日の世話が欠かせず、色をつくるというより、生き物を飼うことに近いのだと思います。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
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