観光・宿
山梨県 早川町赤沢
赤沢宿
Akasawa-juku Pilgrim Lodgings
まちとなりわい · TOWNS & TRADES
身延山と七面山を結ぶ参詣路の講中宿。斜面に石畳の坂と板壁の宿屋が残る。
この場所の物語
玄関に、泊まった講の名を書いた板が何十枚も掛かっています。赤沢宿は身延山と奥の霊山を結ぶ参詣の道の途中にあって、斜面に石畳の坂が通り、板壁の宿屋が両側に残っています。参詣は講という集まりの単位で来ることになっていたので、宿は講ごとに定宿が決まっていたのだそうです。
1993年の7月に、重要伝統的建造物群保存地区へ選ばれました。いまも十数戸の集落で生活は車が前提になっていて、身延町までは車で30分ほど、坂が急な土地になります。荷物は昔もいまも上の道から下ろすことになるので、歩いて参る人が減れば宿のほうは要らなくなるんですよね。
けれど建物は坂に合わせて建ててあるので、動かせません。平らな土地へ移すということがそもそもできませんし、講の板は記録として貼っておいたものでもないんですよ。次に来たとき同じ宿へ入るための目印だったので、板の枚数を数えると、何度も上った人がいたと分かるでしょう。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
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