産地の仕事
鳥取県 米子市・境港市
弓浜絣の工房
Yumihama-gasuri Weaving Workshops
まちとなりわい · TOWNS & TRADES
綿を藍で染め、絵柄を括り出して織る絣の産地で、伝承施設に織機と型紙が残る。
この場所の物語
藍の深い地に白い柄がくっきり抜けるというのが、この絣のいちばんの特徴になっています。弓浜絣は鳥取県の西部にあたる弓ヶ浜で織り継がれてきた綿の絣で、いまも工房が残っているんですよ。柄になる部分を糸の段階で括っておいて、括ったところに藍が入らないようにしてから織ります。
括りの位置が少しでもずれてしまうと柄が合わなくなるので、織る前の段取りのほうに手間の大半がかかることになります。江戸のころ、およそ250年前から続いてきた織物で、原料の綿は弓ヶ浜の砂地で作られていました。米子市は鉄道の交わる町で空港も近く、市街には商業施設と病院が揃っているんですよね。
砂地は米には向きませんが、綿のほうには向いていました。水はけがよく、塩に強い綿のほうは育つので、田にできない土地を綿の畑として使い、それを織って現金にするという組み合わせが成り立ちました。藍の地に白い柄という見た目は、その土地の条件から始まっています。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
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