菓子
神奈川県 横須賀市
へらへら団子
さちとあじ · FOOD & DRINK
平たく潰した団子に餡をからめる。漁の祭りの日に配られた。
この場所の物語
まるで違う場面に、同じ平たい団子が出てくるんです。神奈川県の横須賀、佐島では夏の船祭りに供え、座間の芹沢のあたりでは農家のおやつとして食べられてきました。海の祭りの日と、畑仕事の合間と。名前の由来が二つ残っているのも、たぶん同じ理由なんじゃないかなあ。
三浦半島の西、横須賀の佐島に伝わる団子です。薄力粉に水を加えて練り、ちぎって平らにのばし、熱い湯で茹でてから餡をからめるんですよ。名前の由来には説がいくつかあって、押しつぶした平たい形だからとも、漁の道具の箆に似ているからとも言われます。
佐島では、江戸のころから続く夏の船祭りのときに、豊漁と無病息災を願ってこれを供えます。市の重要無形民俗文化財である佐島御船歌と、この土地の真鯛と一緒に奉るんですよ。家では祭りに合わせて作って、神棚に供え、集まった親族と食べるのだそうです。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
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