魚介の料理
三重県 志摩市
的矢の牡蠣
さちとあじ · FOOD & DRINK
湾で育てた牡蠣を生や焼き、蒸しで出す。冬の間だけ小屋を開ける店がある。
この場所の物語
洗うのではなくて、牡蠣に自分で吐かせるんですよ。これは、生で食べられる牡蠣になります。それは、育て方ではなく、揚げたあとの手当てで決まります。的矢の湾でこの養殖をしていた人が、1945年、紫外線で殺菌した海水に牡蠣を浸ける方法を考えました。
20時間ほど、その海水を浴びせ続けるんですよ。牡蠣は生きているので、呼吸をして、飲み込んでいた雑菌を自分で吐き出していきます。1955年には、オゾンと紫外線を併せて使う装置で特許を取っています。この牡蠣は、2002年に県のブランドとして認められました。
獲れるのは、10月から3月の終わりまでのあいだです。冬のあいだだけ小屋を開けて、焼いて出す店もあります。冬の湾には、山から流れ込んだものが溜まります。牡蠣はそれを吸って太っていく。太らせるのは海のほうで、安心して生で出せるようにするのは、そのあとの20時間でした。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
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