漬物・発酵
鳥取県 鳥取市
らっきょう漬け
さちとあじ · FOOD & DRINK
砂丘で育てた辣韮を甘酢に漬ける。噛むと澄んだ音がする。
この場所の物語
砂丘は乗り越えた障害ではなく、白さの理由のほうなんですよね。鳥取といえば、まず砂丘が思い浮かびます。その砂地でも育つというので、らっきょうが作られてきました。伝わっているのは鳥取市の福部町と、東伯郡の北栄町のあたりです。ここのらっきょうは、ふつうのものより色が白くて、繊維が細かいのが特徴だそうです。
それを甘酢で漬け込んでいきます。噛むと、ぱりっと歯切れがよくて、澄んだ音がします。2016年には、鳥取砂丘らっきょうと、ふくべ砂丘らっきょうが登録されました。地理的表示の保護の制度に入っているんですよ。旬は6月から7月にかけての、短いあいだになります。
ほかの作物が根を張りにくい砂に、これはよく向いていました。育つ場所が無いのではなく、ここだけが向いていた、という話になります。土の痩せた場所で工夫をした、という話ではありません。この作物のほうが、砂を求めていたことになります。白さも歯ざわりも、砂から出てきたものでした。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
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