魚介の料理
鳥取県 鳥取市
とうふちくわ
さちとあじ · FOOD & DRINK
豆腐と白身のすり身を混ぜて棒に巻き、蒸してから焼く。白く、崩れやすい。
この場所の物語
魚が高いから豆腐で作った竹輪が、いまは土産物です。木綿豆腐と白身のすり身を、だいたい7対3で混ぜます。つまり、豆腐のほうがずっと多いんですよ。それを棒に巻いて蒸すので、白くてやわらかく仕上がります。手に持つと、そのまま崩れそうになるんですよ。
噛んでみると、まずはじめに大豆の匂いのほうがしてきます。そのあとになって、魚の味のほうが出てくるんですよ。鳥取は漁港の整備が遅れた土地で、江戸のころ、魚はたいへん高いものでした。藩主が魚の代わりに豆腐を食べるようにと触れを出した、という説が有力だそうです。山あいの村では田の畦で大豆を作っていたので、豆腐なら手に入りました。
倹約のために作られたものが、城下の祭りや婚礼の膳にも並ぶようになります。ふだんのものであり、晴れのものでもあるわけです。作られてきたのは、いまの鳥取の東側の地域になります。因幡と呼ばれていた側の土地です。棒に巻いて蒸してから、焼いて仕上げるんですよ。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
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