思川のほとりに、湯けむりのたつ場所があるんです。小山温泉 思川は市民の憩いの場として知られていて、東北新幹線で東京都心から約40分という近さのなかで、こういう場所がふだんの生活に溶け込んでいるのが、この土地のおもしろいぐあいだなあと思う。
平坦な関東平野の地面の下には、縄文の祭祀の跡がある。寺野東遺跡には旧石器から近世までの層が重なっていて、小山市立博物館ではそういった歴史の堆積を、ゆっくり手がかりをたどるように見ることができるんですよね。祇園城跡や鷲城跡が街のなかにそっと残っているのも、歩いていてすこし、ふしぎないい感じがする。
結城紬という織物がこの土地の産物として根づいていて、農業と工業と交通の要所として育ってきた街に、そういう手仕事の記憶がちゃんとあるのが、なんかうれしいんですよね。新4号国道が走り、両毛線や水戸線も通って、どこへでも出やすい。それでいて、間々田八幡宮では国の重要無形文化財「間々田のジャガマイタ」が奉納される。行き来しやすい場所に、動かない祭りがある。そのバランスが、小山のふだんの暮らしをちょうどよく支えている気がするんです。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
※上記リンク経由のご予約はAURAの運営を支えます(料金は変わりません)
この地に重なるもの
市内に1館。市役所から25km以内に29館。
ほかの24館を見る
距離は役所からの直線距離です。各館のサイトは2026年9月に確かめています。位置の一部 © OpenStreetMap contributors
- 乙女不動原瓦窯跡
- 寺野東遺跡
- 小山氏城跡 鷲城跡 祇園城跡 中久喜城跡
- 摩利支天塚古墳
- 琵琶塚古墳
- 小山
- 小山
- 間々田
- 小山
- 小山
- 思川