祭事
石川県小松市那谷町ユ122 那谷寺
那谷寺の紅葉
Natadera Temple
祭事 · Festival
この場所の物語
創建は養老元年と伝わるので、この岩山の寺には1300年を超える時間があるんですよ。石川の小松にある那谷寺の見頃は例年11月の上旬から下旬で、上旬から始まるのは県内では早いほうです。山の朝の冷えが、効くのでしょう。
境内の中心は、奇岩遊仙境という国の名勝なんですよね。削れた岩が段になって重なりその面に木が生えているので、色は天井にならず、灰色の岩の上に赤と黄が点になって散ります。形をつくるのは岩で赤くなるのは木のほうという、役割が分かれているのがこの寺の秋なんですよ。
本堂、三重塔、護摩堂、鐘楼と、重要文化財が岩の間に建っています。白山を仰いで開かれた寺らしく自然に頭を下げる作りがいまも残っていて、開門は8時半、開いてすぐは人が少なく展望台から谷を見下ろせます。岩と木と1300年という長いものばかりの中へひと月だけの色が来る、その釣り合いを見に行く場所なんですよね。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
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