産地の仕事/観光・宿
石川県 加賀市山中温泉
山中温泉 木地挽きと山中漆器
Yamanaka Onsen Woodturning and Lacquer
まちとなりわい · TOWNS & TRADES
温泉街の川沿いに轆轤で木地を挽く工房が点在し、漆器の資料館とギャラリーが並ぶ。
この場所の物語
木を回して削る音が、川の音に混ざって聞こえてくるんですよね。山中温泉は加賀市の山あいにある温泉地で、川沿いに轆轤で木地を挽く工房が点々と置かれています。漆器の資料館とギャラリーもその並びに入っていて、450年の歴史があるとされ、木地の山中と呼ばれてきたんですよ。
輪島や金沢と並ぶ産地に、長く数えられてきた土地です。木地師、下地師、塗師、蒔絵師と分業になっているので、1つの椀が仕上がるまでに何人もの手を通ることになります。山中が木地を受け持ってきたのには理由があって、背後の山に木があり、川の水を挽きの仕事に使えたからなんですよね。
産地の分かれ方は、そのまま地形の分かれ方でもあります。轆轤を回す工房は温泉街から歩ける距離に置かれていて、湯に入る前と後で同じ店を2度覗く人もいるようです。加賀温泉の駅まで車で20分で勤め先は木地と宿、湯治の客が土産に椀を買って帰る流れが長く続いてきました。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
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