産地の仕事
広島県 安芸郡熊野町
熊野 筆の里
Kumano Brush-making Town
まちとなりわい · TOWNS & TRADES
筆づくりの工房と展示施設があり、毛を揃えて穂首を組む手作業を間近で見られる。
この場所の物語
毛を揃える作業は、ほとんど指先だけで進む仕事なんですよ。熊野町は筆づくりの町で筆の里工房が置かれていて、化粧筆や書筆を作る工房の作業も見学できます。穂首づくりは長さの違う毛を混ぜて先を揃える作業で、根元を糸で締めるところまでを手で進めていくんですよね。
機械の入りにくい部分として、いまも残っていることになります。毛の質は動物の種類と部位によってまるで違うので、使う場所ごとに選り分ける必要が出てくるんですよ。その選別の細かさが筆の値段をほとんど決めていて、広島市の市街までは車で40分ほど、そう遠くはありません。
筆づくりの求人が通年で出ているので、働き口は続いています。書筆だけでなく化粧筆の産地でもあることになりますし、いまは化粧筆のほうが外へ多く出ているそうです。筆は使う人によって減り方が違ってしまう道具なので、作る側は平均的に減っていく形を目指すことになるんですよ。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
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