菓子
滋賀県 近江八幡市
丁稚羊羹
さちとあじ · FOOD & DRINK
竹の皮に流して蒸す羊羹。砂糖を控えた、素朴な甘さになる。
この場所の物語
寒天が手に入らないので、小麦粉でつなぎます。練り羊羹には寒天が要りますが、海の無い近江では手に入りにくかったんですよね。それで、つなぎに小麦粉を使ったのだと言われています。滋賀県の近江八幡と日野に伝わる菓子です。
小豆のこし餡に、小麦粉を混ぜて、よく練り合わせます。それを水で湿らせた竹の皮にのせて包み、竹の紐でくくる。湯が沸いてから、15分ほど蒸していきます。蒸し上がったら、熱いうちに軽く重石をして平らにするんですよ。砂糖を控えてあるので、素朴な甘さになります。
名前の由来には説がいくつもあります。奉公に出た丁稚が里帰りのときに買えるほど安かったから、という説。丁稚が実家で作って奉公先へ土産にしたから、という説。菓子屋の言葉でこね合わせることをでっちると言うから、という説。無いもので作った菓子のほうが、名を残しました。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
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