丼・飯
石川県 金沢市
ハントンライス
さちとあじ · FOOD & DRINK
バターの飯を薄焼き卵で覆い、白身魚の揚げ物とタルタルソースを載せる。
この場所の物語
賄いは、速さのための料理です。石川県の金沢の百貨店の食堂で、料理長が、短い休みのあいだに飯もおかずも一皿で食べられるように考えたものだと伝わります。そこにいた料理人が独立して、昭和42年にこの名で出しました。別の店が発祥だという説もあります。
ケチャップで味をつけたバターの飯を、薄焼きの卵で包みます。その上に白身魚のフライを載せて、ケチャップとタルタルソースをかける。飯もおかずもソースも、一皿で全部載っているんですよ。飯の色も、卵の色も、ソースの色も、それぞれ違います。
名前のほうも、ずいぶん変わっています。ハンガリーのハンと、フランス語で鮪を指すトンを合わせた造語だ、というのが通っている説です。ハンガリーの料理でもなければ、いま載っているのは鮪でもありません。速いままの形で、50年以上、町の名物として残っているわけです。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
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