日本酒
佐賀県 鹿島市
佐賀の清酒
さちとあじ · FOOD & DRINK
白壁の蔵が並ぶ醸造町を含む県内の清酒。酒類GIに指定され、産地を表示できる。
この場所の物語
町並みのほうが200年先にあって、名前があとから追いつきました。白い壁の蔵が、細い通りに並んでいます。場所は鹿島の浜中町になります。長崎街道の宿場だったところですが、宿場としてではなく、醸造の町として国の保存地区に選ばれました。そういう選ばれ方をした通りは、ほかにないそうです。
選ばれたのは2006年、隣り合う2地区が同じ日にでした。片方は港と在郷の町として、こちらは醸造の町としてになります。いまも造っている蔵は数軒で、残りは店になったり、宿になったりしています。壁は白く、屋根は低く、通りの幅も昔のままなんですよ。歩いていると、時間の測り方のほうが変わってきます。
この土地の酒は、昔から濃くて甘いと言われてきました。辛口が好まれた時代には、それは弱みだったそうです。いまはむしろ、そう言われることを蔵のほうが引き受けているように見えます。2021年の6月から、県の名を産地として表示できるようになりました。清酒では、九州で最初の指定になります。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
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