麺
香川県 高松市
讃岐うどん
さちとあじ · FOOD & DRINK
足で踏んで鍛えた腰の強い麺を、釜揚げや醤油、ぶっかけで食べ分ける。
この場所の物語
観光の食事というより、まかないに近い顔をしています。香川では、うどんが外食であると同時に、日常の風景でもあるんですよ。朝からやっている店があって、通勤の途中で寄っていく人がいます。小麦と塩と水だけで打って、足で踏み、寝かせてから切ります。ゆでたてを冷たい水でしめると、噛んだときに角が残るんですよ。
この歯ごたえを、土地の人はこしと呼んで、かなり細かく言い分けます。かけ、ぶっかけ、釜あげ、しょうゆ。同じ麺が、汁の扱いだけで別の食べものになるんですよ。自分で麺をゆで、自分でだしを注ぐ店まであるんですよ。作り手と食べ手のあいだの線が、ここではずいぶん薄いのだそうです。
値段のほうも、たいてい数百円で足りてしまいます。県内には、700軒を超える店があると言われています。だから、1日に何軒も回っていく人がいるんですよ。店を出て、また次の店へ向かう人を、よく見かけるんですよ。1杯が軽いので、そういうことができてしまいます。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
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