一次産業/商いの場
徳島県 美馬市脇町南町
脇町 うだつの町並み
Wakimachi Udatsu Merchant Street
まちとなりわい · TOWNS & TRADES
藍の取引で栄えた商家が卯建を上げて並び、藍染の工房や資料館が近くにある。
この場所の物語
卯建を上げる金は藍から出ていて、脇町の南町は藍の取引で栄えた商家町になります。屋根の両端に卯建を上げた家が通りにずらりと並んでいて、阿波の藍は吉野川の氾濫原で作られたものでした。洪水が置いていく土が肥料になるという農業で、川と組んだ農業だったということになるんですよ。
その藍を集めて売った商人たちが、この脇町に住んでいました。稼ぎの大きさを卯建の高さで示したので、通りの輪郭は家ごとにまったく揃っていないんですよね。1988年の12月に重要伝統的建造物群保存地区へ選ばれていて、近くには藍染の工房と資料館がいまも置かれています。
空き町家を使う動きも、この通りでは続いているんですよ。徳島市の市街までは車で1時間ほどで川沿いの平地ですが、藍は化学染料が入ってくると急に売れなくなりました。立派な家が並ぶ通りは、たいてい何かが終わったあとの姿なんですよね。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
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