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この場所の物語
土のにおいが、どこからともなく路地にただよっている。益子町では、窯元が日常の風景にそのまま溶け込んでいて、益子焼の器が観光品としてではなく、ふだんづかいの棚に並んでいるんですよね。濱田庄司記念益子参考館に足を踏み入れると、自邸と窯跡がそのままの姿で残っていて、世界中から集められた民藝品と向き合いながら、「つくる」ということの長い文脈をゆっくり感じることができます。
真岡線の小さな駅を起点に、歩いたり、立ち止まったりしながら過ごせる町の粒度がちょうどよくて、PCを持ち込んで数週間暮らしてみたくなる気持ちがわかる気がします。益子陶器市のときだけでなく、ふだんの日にもろくろを回す音が聞こえてくるような、そういうペースの土地なんです。
訪日客にとっては、民藝という言葉がここでは概念ではなく、手で触れられる物として目の前にある、というのがおもしろいんですよね。益子陶芸美術館で濱田庄司や島岡達三の作品を見たあと、すぐ近くの窯元で同じ土から生まれた器を手に取れる、その近さがこの町の固有のぐあいだと思います。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
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この場所の中身
この地に重なるもの
町内に2館。町役場から25km以内に14館。
距離は役所からの直線距離です。各館のサイトは2026年9月に確かめています。位置の一部 © OpenStreetMap contributors
- 綱神社本殿
- 西明寺本堂内厨子
- 円通寺表門
- 地蔵院本堂
- 綱神社摂社大倉神社本殿
- 西明寺三重塔
- 西明寺楼門
- 七井
- 益子
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