image · pastoral × balanced (proxy)
この場所の物語
最上小国川の流れに沿って、瀬見温泉の湯けむりが山の冷気にすっと溶けていく。江戸の昔、舟運の物資が行き来した峠道の記憶が、この盆地のあちこちにまだひっそり残っているんですよね。奥羽山系の神室連峰に四方を囲まれた地形は、外の世界とすこし切り離されたような、でも確かに人が暮らし続けてきた、そういうぐあいの山里なんです。
冬になると、赤倉温泉のあたりは雪に埋まるように静まり返って、スキー場の灯りだけがぽつりと明るい。PCを持ち込んで宿に長く泊まるのも、湯に入って外の吹雪を眺めながら自炊の夕飯を作るのも、なんだかとても似合う場所です。旧有路家住宅の梁の太さや、アスパラガスやヤーコンが並ぶ地元の棚を見ていると、ここに暮らしを重ねてきた人たちの手の跡が、ちゃんとまだ残っているんだなあ、と思うんです。
禿岳や火打岳を遠くに見ながら、前森高原をゆっくり歩く。そういうふだんの時間が、この町では案外すんなり手に入るんですよ。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
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まわりを読む
この場所の中身
この地に重なるもの
- 旧有路家住宅(山形県最上郡最上町)
- 栗駒
- 禿岳
- 火打岳
- 最上
- 堺田
- 大堀
- 瀬見温泉
- 立小路
- 赤倉温泉
- 鵜杉
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