祭事
高知県高岡郡佐川町甲2458 牧野公園
牧野公園の桜
Makino Park Cherry Blossoms
祭事 · Festival
この場所の物語
誰がなぜ始めたのかが、いまでもはっきり分かっている公園です。明治35年、佐川町出身の植物学者・牧野富太郎が東京の染井で見つけたソメイヨシノの苗を送り、地元の有志が青源寺の土手などに植えたのが始まりなんですよね。昭和33年、園内の町道が完成したときに、いまの牧野公園という名がつきました。
送られてきた苗が根づいて、そのまま町の名所になったというわけです。いまは約30種、約350本あって、12本におよそ一種の見当になりますから、3000本を一種類で埋める名所とは数の作り方がまるで違います。一斉に咲いて一斉に散るのではなく、種類ごとに咲く時期が少しずつずれていくんですよ。
公園の中腹には、その苗を送った牧野富太郎自身の墓がいまも立っています。始めた人が、始めた場所にそのままずっと残っているわけです。誰がなぜ始めたのかが、これだけはっきり分かる公園というのは、そう多くないんじゃないかなあ。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
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