産地の仕事
高知県 吾川郡いの町
いの 土佐和紙の里
Ino Tosa Washi Papermaking
まちとなりわい · TOWNS & TRADES
仁淀川の水で薄い紙を漉く工房が残り、紙の博物館で道具の展示と紙漉き体験ができる。
この場所の物語
光を透かすほど薄い紙を漉く、というのがこの産地の仕事です。いの町の工房は仁淀川の水を使って紙を漉いていて、薄さを競うような紙がここでは作られてきたんですよ。薄い紙は繊維を薄く均一に広げなければならないので、水の澄み方と簀桁を動かす速さが同時に要求されます。
紙の博物館は、1985年に開いた施設なんですよね。9時から17時まで開いていて実演と体験が常設されていますし、土佐和紙は1000年以上前には作られていたとされます。紀貫之が製紙を勧めたとも伝えられていて、記録の古い産地だということになるんですよ。
高知市の市街までは車で30分ほどで、そう遠くはありません。紙漉きの後継者を募る掲示がいまも出ているそうで、薄い紙は破れやすいのではなく扱いが難しいだけなんですよね。乾いた1枚を持ち上げるときの持ち方が決まっていて、慣れない手が触ると縁のほうから裂けてしまいます。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
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