祭事
山梨県甲府市猪狩町 仙娥滝
昇仙峡の紅葉
Shosenkyo
祭事 · Festival
この場所の物語
ひとつの谷なのに、紅葉がひと月半もつづくんですよ。山梨・甲府の昇仙峡は天神森から仙娥滝まで渓谷沿いの遊歩道が約4キロあって、標高差があるぶん色がゆっくり下りてきます。見頃は例年10月の中旬から11月の下旬まで、これだけ長く続く谷は、そう多くありません。
途中に覚円峰という岩の柱が立っていて、夢の松島から見ると、ちょうど正面に来ます。天鼓林では地面を叩くと太鼓のような音が返りますし、仙娥滝は落差30メートル、名前は月へ行った中国の女性、嫦娥から来ているそうです。どちらも歩いていて急に出てくるので、目当てを決めて来なくてもかまいません。
谷を開いたのは江戸後期の長田円右衛門で、人と馬が通れる道をつけ、途中に茶屋を置きました。入口の長潭橋は大正14年の竣工で、山梨に残る戦前のコンクリートアーチ橋のうち、いちばん古いものです。JR甲府駅からバスでおよそ30分、江戸の人が開けた道を、秋がゆっくり下りてきます。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
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