温泉
この場所の物語
地面を深く掘ったら、塩のにおいのする湯が出てきた。そんなふうにして始まった温泉なんです。さいたま清河寺温泉は、1999年にボーリングで源泉を見つけ、しばらく仮の浴場で湯を使い、2006年にようやく正式にオープンした、わりと新しい場所。
でも湯そのものは、地の底からたっぷり湧いてくるから、露天風呂は源泉掛け流しなんです。ナトリウムと塩化物を含んだ湯に浸かると、からだがじんわりあたたまって、しばらくそのぬくもりが抜けないんだなあ。日帰りの施設だから、泊まるというよりも、ふだんの暮らしにそっと差し込む湯、というかんじです。
大宮のまちから少し離れた場所を生活拠点にしている人には、こういう湯が近くにあるのはうれしいことだと思う。訪日客にとっては、観光地ではない、ごくふつうの地元の湯を歩いて体験できる場所として、すこし特別な意味をもつかもしれません。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
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