魚介の料理
岡山県 岡山市
いいだこの煮つけ
さちとあじ · FOOD & DRINK
卵を持った飯蛸を丸ごと煮る。頭の中が飯粒のように見える。
この場所の物語
胴のなかに、飯粒のような卵がぎっしり入っています。それで、飯蛸という名が付いたのだと言われているんですよ。名前が、そのまま中身の説明になっているんですよね。卵は直径五、六ミリで、一匹に200から500ほど入っているそうです。全長は30センチ前後で、底曳き網や蛸壺を使って獲ります。
岡山では、南部の倉敷市児島、下津井のあたりでよく獲れます。卵を持つ時季については、調べたものによって書き方が違いました。岡山で煮付けにするのは冬のものだとするものと、旬は春だとするものがあります。
作り方は、まず塩でもみ洗いをして、ぬめりと汚れを落とすんですよ。それから水で下茹でして、醤油と味醂と砂糖と水を入れ、落とし蓋をして20分ほど煮ます。丸ごと煮るので、頭の中身がそのまま出てくる。噛むと、飯粒のようなものが口のなかで崩れていきます。頭の中身を、そのまま名前にしてしまったわけです。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
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