軽食
埼玉県 秩父市
みそポテト
さちとあじ · FOOD & DRINK
小ぶりの芋を揚げて甘い味噌を掛ける。畑仕事の合間の小昼飯だった。
この場所の物語
小昼飯が、よその人の食べるものになりました。ひと口大に蒸したじゃがいもに、小麦粉の衣をつけて揚げます。そこへ、味噌に砂糖とみりんを混ぜて煮つめたたれを掛けるんですよ。甘くて、そのうえしょっぱい味になります。串に刺して、3つ4つまとめて出す店もあるんですよ。
秩父は平らな土地が少なくて、昔から畑を作ってきました。米より麦や芋が穫れる土地だったんですよ。穫れた芋のうち、小さいものを囲炉裏で焼いて、味噌を塗って食べる。それが、この菓子の始まりだと言われています。大きい芋のほうは、そのまま売り物になっていたのでしょう。
農家では、これを小昼飯と呼びました。畑仕事の合間、腹が減ったときに食べる軽いもののことです。食事ではなく、その手前にあるもの。2009年の県内のB級の大会で優勝して、名前が知られるようになりました。串に刺してあるので、手を洗わずに食べられます。畑の脇で食べていたものが、大会に出たわけです。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
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