餅・粉物
埼玉県 秩父市
たらし焼き
さちとあじ · FOOD & DRINK
溶いた小麦粉を鉄板に流して焼く。おやつでもあり、昼飯でもあった。
この場所の物語
たらして、伸ばして、焼くだけの料理です。まず味噌を水で溶いて、小麦粉と合わせて生地を作ります。そこへ、刻んだ野菜を混ぜていくんですよ。油をひいた鉄板に、お玉一杯ぶんずつ流して伸ばします。それを、両面しっかり焼き上げていきます。
生地をたらして焼くから、たらし焼きという名前になりました。名前が、そのまま作り方になっているんですよ。秩父では、しゃくし菜の漬物を油で炒めて入れるんですよ。ほかは家ごと、季節ごとにずいぶん違います。残った飯を混ぜ込むこともあるそうです。
味噌を生地に入れるやり方と、焼いてから砂糖と醤油のたれを付けるやり方があります。この土地は、小麦がよく穫れました。うどんや饅頭ほど手間がかからないので、重宝されたのだそうです。畑や仕事の合間の小昼飯として食べられてきました。茶うけとしても、菓子の代わりに食べられていたそうです。鉄板と粉があれば、それでできてしまいます。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
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