祭事
奈良県宇陀市室生78 室生寺
室生寺の紅葉
Muroji Temple
祭事 · Festival
この場所の物語
寒さがこの寺の絵の具だ、というのが室生寺の紅葉なんですよね。奈良の宇陀にあるこの寺は奥宇陀の山の中にあって朝晩の冷え込みがきつく、その寒さがそのまま赤を深くします。平地の寺とは赤の質そのものがちがっていて、もみじの見頃は11月の中旬から12月の上旬にかけてです。
参道は太鼓橋から始まって、そこを渡って石段を上がっていきます。段の両脇にカエデが並んでいて、上るあいだずっと頭の上が赤いんですよ。堂に着くころには首がすこし疲れていますが、これはいい疲れ方だと思います。
奈良県の寺社では珍しく、夜の拝観があるんですよ。灯りが入ると石段の陰影がまるごと変わりますし、春と秋には長谷寺との直通バスも出ていて、花の寺と紅葉の寺を同じ日にまわれます。拝観料は大人600円、駅からバスに乗って降りたところから歩いて5分ほど、山の冷えごと味わいに行く寺なんですよね。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
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