肉料理
奈良県
かしわのすき焼き
さちとあじ · FOOD & DRINK
鶏を割下で煮る。牛より鶏が手近だった土地の、寄り合いの鍋。
この場所の物語
牛を避けた鍋が、この土地に残りました。天神さんの守り神は、牛なんですよね。だから、天満宮の秋祭りの席では、牛ではなく鶏のすき焼きを食べてきたんですよね。奈良県のどこの土地でも作られてきました。関西では、食べる鶏のことをかしわと呼びます。
茶褐色の羽の色が、柏の葉に似ているからだという説があります。自分の家で飼っている鶏をさばいて作るので、ハレの日のごちそうでした。入れるのは、鶏肉、白菜、しらたき、焼き豆腐、葱、椎茸、菊菜といったところ。
戦前は、大和のかしわという鶏が肉質で名を知られていました。それが絶えたので、県が1970年代から掛け合わせを試みます。大型軍鶏と名古屋種とニューハンプシャー種の3種で、大和肉鶏ができました。避けるところから始まった鍋が、鶏そのものを作り直させたことになります。牛を食べない理由から、鶏の品種が生まれています。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
※上記リンク経由のご予約はAURAの運営を支えます(料金は変わりません)
まわりを読む