商いの場/通勤圏の勤め
大阪府 富田林市富田林町
富田林 寺内町
Tondabayashi Jinaicho Temple Town
まちとなりわい · TOWNS & TRADES
別院を中心に江戸期の商家と土蔵が碁盤状の道に残り、城之門筋に大和棟の屋根が続く。
この場所の物語
道が碁盤の目なのは城下町だからではなく、富田林の寺内町は別院を中心にひらかれた町だからなんですよ。碁盤の目の道に江戸期の商家と土蔵が残っていて、寺内町というのは寺を核にした自治の町のことになります。周りに堀や土居を巡らせて町衆が町割りを決めたので、城主ではなく寺と町衆のほうが線を引いたことになります。
城之門筋には、大和棟と呼ばれる屋根が続いているんですよね。急な勾配の茅葺きの上に瓦を組み合わせた形で、1997年の10月に重要伝統的建造物群保存地区へ選ばれました。近鉄で天王寺まで30分ほどで通える距離に入っていて、いまは町家の再生と店の開業が続いているそうです。
道が真っ直ぐで見通しが利くのには、理由があるんですよ。防御より商いと寄り合いの都合を優先した町割りだからで、区画ごとに残っている建物の年代が少しずつ違っています。町割りが一定だからこそ、建物の差がよく見えるのだと思います。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
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