産地の仕事/通勤圏の勤め
奈良県 生駒市高山町
高山 茶筌の里
Takayama Tea Whisk Village
まちとなりわい · TOWNS & TRADES
竹を割って穂を削る茶筌づくりの家が丘陵に集まり、資料館と工房で製作を見られる。
この場所の物語
穂は1本の竹を割ってから先を細く削り、内側と外側の穂に分けながら形にしていきます。高山の茶筌は、ほかの道具では代わりのきかない茶を点てるための道具なんですよ。穂の数は流派によって決まっていて、数十本のものから100本を超えるものまであります。
だから竹を割る段階から、その本数に合わせていくことになるんですよ。作っている家は生駒市の丘陵のほうに集まっていて、資料館と工房では、割りから穂の仕上げまでの工程を順に見ることができます。近鉄で難波まで30分ほど、学研都市の勤め先が近く、周りには住宅地が広がっているんですよね。
竹は乾かし方と保管の仕方によって割れ方が変わるので、材料を寝かせておく期間の管理まで、仕事の一部になります。道具は、使う場面が決まっていないと形が細かくなりません。茶を点てるという1つの動作のためだけに作られているので、穂の本数も反り方も、その動作に合わせて調整されてきました。用途が狭いことが、かえって形を精密にしていったということです。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
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