茶
京都府 宇治市
宇治の抹茶と煎茶
さちとあじ · FOOD & DRINK
覆いをかけて育てた葉を挽いた抹茶と、玉露や煎茶を扱う店が市街と産地に並ぶ。
この場所の物語
日を遮るか遮らないかで、3つに分かれていくんですよ。1191年、僧の栄西が宋から茶を持ち帰りました。それを明恵上人が京都の高山寺へ植えて、そこから宇治へ分けて植えられます。それが、いまの宇治の茶の始まりだとされています。16世紀、茶の湯が盛んになると、渋みを抑える覆下栽培が開発されました。
茶園に藁などで覆いをかけて、日を遮って育てるやり方になります。すると、テアニンがカテキンへ変わるのを防げるんですよ。それで渋みが減って、旨みのほうが増します。抹茶は、この覆下で育てた碾茶を石臼で挽いて粉にしたものです。玉露は、20日より長く覆いをかけた新芽を使います。
それを蒸して、揉みながら乾かしていくんですよ。覆いをしない露地で育てた新芽を、同じように仕上げたものが煎茶になります。同じ木の葉が、日の当て方だけで3つに分かれるんですよ。市街にも産地にも、これを扱う店が並んでいます。和束のあたりには、段になった茶畑が広がっています。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
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