産地の仕事
愛知県 瀬戸市洞町・仲洞町
瀬戸 窯垣の小径とやきもの散策
Seto Kamagaki no Komichi Kiln Walls
まちとなりわい · TOWNS & TRADES
窯道具を積み上げた壁が坂道に続き、登り窯跡と窯元、陶土の採掘跡を歩いてつなげる。
この場所の物語
塀は窯で使った道具を積み上げて作ってあって、石垣のほうも同じ道具でできています。窯垣の小径は、その塀と石垣が続いていく400メートルほどの坂道なんですよ。窯道具というのは器を焼くときに支えたり重ねたりするための道具で、傷んで使えなくなったものが毎年のように大量に出ます。
それを捨てずに積み上げて壁にしてしまったので、瀬戸の坂には焼き物の道具が塀として並ぶという景色ができました。小径のまわりにはいまも窯屋の邸宅が残っていて、その周辺には窯元とギャラリーが多く集まっています。名鉄で名古屋市まで40分ほど、瀬戸市の市街には店と病院があり、窯の付いた物件が売りに出ることもあるんですよね。
産地の景色は、売れたもののほうからは作られません。器そのものは売られて町から出ていってしまいますが、それを支えていた道具のほうは産地に残るので、あとに残るのはいつも道具のほうになります。窯垣に積まれているのは、売り物にならなかったものの記録です。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
※上記リンク経由のご予約はAURAの運営を支えます(料金は変わりません)
まわりを読む