祭事
山形県山形市山寺 宝珠山立石寺
山寺の紅葉
Yamadera
祭事 · Festival
この場所の物語
1015段の石段が、まるごと色の中を通っていきます。山形の山寺、正しくは宝珠山立石寺といって、貞観2年、つまり860年に清和天皇の勅願で慈覚大師円仁が開きました。見頃は例年10月の下旬から11月の上旬で、登山口から奥之院まで往復およそ1時間半かかります。
山門から上だけでも800段を超えますし、途中の姥堂を境に、下は地獄、上は極楽ということになっています。一段ずつ上って汚れを落としていくという考えかたで、近道はどこにもありません。上りきる手前には断崖から突き出た舞台の五大堂があって、谷がひととおり見わたせるんですよ。
芭蕉がここへ来たのは1689年の夏のことで、あの蝉の句を思いついたのがこの石段の途中です。その石段はいまも同じところにあって、JR山寺駅から歩いて5分ほどで登山口に着きます。夏の句で知られたこの寺を、こんどは秋に上ってみるのも悪くないものだと思います。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
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