日本の、ある章
東京都
62の町や村。順位ではなく、ただ並んでいる。まだ、行ってない町がある。
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ev-related-card--aji をそのまま使う(見た目を自前で持たない) #}
AJIこの県の、さちとあじ
あじ
ど
鍋・汁
どぜう鍋
小さな鉄鍋で泥鰌を割り下ごと煮て、山盛りの笹掻き牛蒡と葱を載せて食べる。
あじ
江
寿司
江戸前寿司
煮切りや酢締めなど仕事を施した種を握る。場外の店では立ち食いでも出される。
あじ
江
麺
江戸のせいろ蕎麦
細く打った蕎麦を蒸籠で出し、濃いつゆに先だけ浸けて手繰る出し方が続く。
あじ
深
丼・飯
深川めし
浅蜊を葱と味噌で煮て飯にかける汁かけと、醤油で炊き込む二つの出し方がある。
あじ
八
麺
八王子ラーメン
醤油のスープに刻んだ生の玉葱を散らす。表面を油が覆い、熱が逃げにくい。
あじ
こ
魚介の料理
こはだの粟づけ
小肌を酢でしめて、粟と一緒に漬ける。正月の膳に並ぶ。
あじ
く
漬物・発酵
くさや
古い漬け汁に魚を漬けて干す。匂いは強く、味は塩気と旨みが濃い。
あじ
も
餅・粉物
もんじゃ焼き
ゆるく溶いた生地を鉄板で土手にして具を煮て、小さなへらで削りながら食べる。
あじ
ね
鍋・汁
ねぎま鍋
鮪と葱だけを醤油で煮る。脂の多い部分が安かった頃の鍋。
あじ
島
寿司
島寿司
醤油に漬けた白身を握り、山葵の代わりに練り辛子を挟む。島ごとに漬け方が違う。
あじ
東
焼酎・泡盛
東京島酒
伊豆諸島で麦や薩摩芋を原料に仕込む単式蒸留焼酎。酒類GIに指定されている。
あじ
佃
漬物・発酵
佃煮
小魚や海苔、あさりを醤油と砂糖で煮詰める。川沿いの島で作られてきた保存の惣菜。
MACHIこの県の、まちとなりわい
なりわい
北
商いの場/通勤圏の勤め
北千住 宿場町通りとやっちゃ場跡
日光道中の宿場筋に商店街が続き、青物市場だったやっちゃ場の跡が通り沿いに残る。
なりわい
秋
商いの場
秋葉原電気街
電子部品やジャンク、PCパーツの店と、アニメやゲームの専門店が同じ区画に混在する。
なりわい
横
商いの場
横山町・馬喰町問屋街
衣料と服飾雑貨の現金問屋が集まる区画で、問屋ビルにカフェやギャラリーも入る。
なりわい
本
一次産業/産地の仕事
本場黄八丈の工房
島の草木と泥で黄・樺・黒に染めた糸を織る工房があり、染めと機織りを見学できる。
なりわい
神
商いの場
神田神保町 古書店街
古書店に専門書店・出版社・喫茶が密集し、分野ごとに特化した棚を歩いて回れる。
なりわい
か
商いの場
かっぱ橋道具街
調理器具・食器・製菓道具・食品サンプルの専門店が約800m続き、一般客も買える。
なりわい
吉
商いの場
吉祥寺 ハモニカ横丁
駅北口の一画に一坪ほどの店が百軒近く連なり、昼は総菜、夜は飲み屋に変わる。
なりわい
日
産地の仕事/商いの場
日暮里繊維街
生地・ボタン・副資材の問屋が約1kmに並び、小売もするため手芸目的でも買える。
なりわい
下
商いの場
下北沢
古着店・小劇場・ライブハウス・喫茶が細い路地に密集し、線路跡地の遊歩道でつながる。
なりわい
原
商いの場
原宿・表参道
けやき並木の大通りと裏の路地が対を成し、旗艦店と個人店、現代建築が同じ街区に並ぶ。
なりわい
高
商いの場
高円寺 古着店と商店街
駅の四方に商店街が伸び、古着店とライブハウス、銭湯、飲み屋が路地に密集する。
なりわい
蔵
商いの場
蔵前 ものづくりの店と工房
問屋街の建物を使う革・文具・珈琲の小さな店と工房が並び、店先で製作を見られる。
なりわい
谷
商いの場/通勤圏の勤め
谷中・根津・千駄木
寺町と長屋、階段や路地が入り組む一帯。霊園から夕やけだんだんを下って神社へ抜けられる。
EVENTこの県の、祭りと催し
催し
深
毎年3月3日・4日
深大寺だるま市
このだるま、目に「阿」と書いてあります。
催し
東
毎年3月上旬
東京マラソン
都市を、走って読む。
催し
高
3月第2日曜
高尾山 火渡り祭
見るだけの祭りではありません。
催し
三
毎年5月第3金〜日曜日
三社祭
浅草が、神輿でいっぱいになる。
催し
隅
例年7月最終土曜
隅田川花火大会
江戸の夏は、ここから始まった。
催し
江
例年8月第1土曜
江戸川区花火大会
最初の五秒で、千発。
催し
コ
毎年8月・12月
コミックマーケット
数十万人が集う、同人の祭り。
催し
深
深川八幡祭り
三年に一度の夏が、東京の下町に来る。
催し
フ
毎週土曜・日曜
ファーマーズマーケット@青山
都会のまんなかで、つくった人と話せる。
催し
東
年2回(春・秋、各3日間)
東京蚤の市
古いものばかりが、これほど人を集める。
催し
築
通年・ほぼ毎日(日曜・祝日は休業の店が多い)
築地場外市場
市場は移っても、町は残った。
催し
デ
年2回(春・秋、各2日間)
デザインフェスタ
うまいかどうかは、問わない。
催し
下
不定期(月1〜2回)
下北沢・古着市
下北沢には、古着を着る理由がある。
催し
江
通年(各工房により異なる)
江戸切子・カット体験
ガラスに、幾何学の光を刻む。
催し
世
12月・1月の15日・16日
世田谷ボロ市
東京に、440年続く市があります。
催し
王
毎年大晦日夜〜元旦
王子 狐の行列
大晦日の夜、関東じゅうの狐が 東京の王子に集まっていた——という話があります。
催し
高
例年11月中旬〜12月上旬が見頃
高尾山の紅葉
駅を出て、たった5分で登山口に着いてしまいます。
催し
新
例年2月〜4月中旬が見頃
新宿御苑の桜
ここの桜は、2月からもう咲いています。
催し
上
例年2月〜4月下旬が見頃
上野恩賜公園の桜
上野の桜は、二か月以上もかけて入れかわるものなんですよね。
催し
隅
例年3月下旬が見頃
隅田公園の桜
隅田川の桜は、将軍が植えさせたものだと伝わっています。
催し
小
例年3月下旬が見頃
小金井公園の桜
広さが、81ヘクタールもあるんですよね。
催し
井
例年3月下旬が見頃
井の頭恩賜公園の桜
この公園の花見は、かならずしも下から見上げるものではありません。
ISLANDこの県の、島
島
八
八丈島
黄八丈の落ち着いた縞や、くさやの匂い、明日葉のあおあおとした葉っぱ。
島
三
三宅島
竹芝から船に揺られて一晩、あるいは調布から小さな飛行機で。
島
父
父島
竹芝から船に揺られて二十四時間、六日に一度しか便のない海の道の先に、その島はぽつんと浮かんでいるんですよね。
島
新
新島
竹芝から船で二時間半、調布から飛行機で三十分というぐあいに、東京のうちなのに海の向こうにある島なんですよね。
島
御
御蔵島
ツゲの木で作られた印鑑や櫛、将棋の駒が、この島の手仕事として今も続いているんですよね。
島
母
母島
ははじま丸が二見港から二時間。
島
神
神津島
黒曜石が、旧石器の昔から海を渡って運ばれていったというのが、なんだかふしぎな話なんですよね。
島
青
青ヶ島
カルデラの底からのぼる、ひんぎゃの白い蒸気。
島
利
利島
椿の林が島の八割を覆っているという話を聞くと、それだけで少し気持ちがほどけてくるんですよね。
島
式
式根島
岩の割れ目から湯気が立ちのぼっていて、波の音と混ざっているんですよね。
島
南
南鳥島
滑走路と気象観測の機材だけが点在する、一辺二キロほどの三角形の島がある。
ONSENこの県の、湯
市区町村この県の、すべての町
まち
青
青ヶ島村
地熱が地面から滲み出る場所で、人は塩をつくるんですよね。
まち
昭
昭島市
多摩川の左岸から、拝島ねぎや多摩川梨を並べた直売所の棚を眺めていると、この土地がふだんの暮らしをちゃんと持っている、ということがわかるんですよね。
まち
あ
あきる野市
秋川渓谷の水音が、ふだんの暮らしにすっと混ざってくる場所なんですよね。
まち
足
足立区
隅田川と荒川のあいだに、ぺたんと平らに広がっている土地なんですよね。
まち
荒
荒川区
旧三河島汚水処分場の煉瓦造りの建物が、住宅街のなかにひっそりと残っているのを見つけると、この土地が歩んできた時間の長さに、すこし、はっとするんです。
まち
板
板橋区
中山道の宿場町として人が行き交っていた道筋が、いまも板橋区の骨格にひっそりと残っているんですよね。
まち
稲
稲城市
多摩川沿いの梨畑が、住宅地のすぐそこに残っているんですよね。
まち
江
江戸川区
小松菜の畑と、金魚の養殖池が、住宅街のすぐそばにある、というのが江戸川区のふだんの顔なんですよね。
まち
青
青梅市
多摩川が山から台地へ流れ出すちょうどその折り目に、青梅という町はあるんですよね。
まち
大
大島町
野増の都道沿いに、地層がむき出しになった崖面があって、バウムクーヘンとも呼ばれるその断面を前にすると、この島が火と時間のうえに立っていることを、あらためて実感するんですよね。
まち
大
大田区
工場の金属音と、初詣の鈴の音が、同じ区のなかで鳴っているんですよね。
まち
小
小笠原村
おがさわら丸が港を離れてから、次の陸地まで丸一日以上かかる、というのが、この島の距離感なんです。
まち
奥
奥多摩町
町域のほとんどが山林と秩父多摩甲斐国立公園に覆われているというのは、数字で見ると驚くんですけど、実際に奥多摩駅を降りてみると、その数字がそのまま体に届いてくるんですよね。
まち
葛
葛飾区
柴又帝釈天の参道を歩くと、和菓子の店先から甘い匂いが漏れてきて、なんだかふだんの歩き方より、すこしゆっくりになるんです。
まち
北
北区
飛鳥山の丘の上に、晩香廬と青淵文庫が、静かに並んでいるんですよね。
まち
清
清瀬市
畑の土のにおいが、西武線の改札を出るとすぐに鼻に届く気がするんです。
まち
国
国立市
大学通りのイチョウが、台地の上に格子状の空をつくっているんですよね。
まち
神
神津島村
赤崎の岩礁に足をつけると、黒潮の海の透けかたが、ふつうの海とちがうんですよね。
まち
江
江東区
砂町銀座の商店街を歩くと、ふだんの買い物の空気がそのままそこにあって、なんだかほっとするんですよね。
まち
小
小金井市
玉川上水のほとりを歩くと、江戸のころから水を引いてきた石組みと、いまも葉を茂らせる木々が、ごく自然に隣り合っているんですよね。
まち
国
国分寺市
崖線の縁に立つと、足の下から水がにじみ出てくるのがわかるんですよね。
まち
小
小平市
玉川上水の水音が、いまも遊歩道の緑のなかにひそんでいるんですよね。
まち
狛
狛江市
多摩川沿いを歩いていると、川の向こうにマンションが見えて、足元には土の匂いがあって、なんだかふしぎな場所だなあと思うんですよね。
まち
品
品川区
戸越銀座商店街を歩いていると、コロッケの匂いと、話し声と、ゆるやかな坂の起伏が、ぜんぶ一緒くたになってやってくるんですよね。
まち
渋
渋谷区
スクランブル交差点の信号が青に変わる瞬間、あの交差点には何百人もの人がいっせいに動き出すんですよね。
まち
新
新宿区
新宿駅の改札を出るたびに、どこへ向かえばいいか、すこし迷うんですよね。
まち
杉
杉並区
古着屋の軒先と、どこかのスタジオから漏れてくるアニメのセル作業の気配が、同じ路地に並んでいる、そういう場所なんですよね、杉並って。
まち
墨
墨田区
江戸切子の切り口みたいに、この街は光の当て方でまったく違う顔を見せるんですよね。
まち
世
世田谷区
下北沢の古着屋の軒先と、成城の静かな坂道が、同じ区の地図に並んでいる、というのがまず、おもしろいんですよね。
まち
台
台東区
雷門の大提灯の下を、人の流れがほとんど川のようにして通り過ぎていくんですよね。
まち
立
立川市
立川うどを使ったラーメンが、ふつうにメニューに並んでいるお店がある、というのが、この街のおもしろさを言い当てている気がするんです。
まち
多
多摩市
谷戸の起伏が、計画された街のグリッドをすこしだけ乱していて、それがいいんですよね。
まち
中
中央区
日本橋の石畳の上に、いまも国道路元標が埋まっているんですよね。
まち
調
調布市
深大寺そばの湯気と、角川大映スタジオの古い壁と、國領神社の千年乃藤と、この場所にはそういう「長い時間」がいくつも重なって、ふだんの路地に静かに溶け込んでいるんですよね。
まち
千
千代田区
大手町の地下、深くまで掘り下げたところから湧き出るナトリウム塩化物強塩温泉が、SPA大手町として使われているんですよね。
まち
豊
豊島区
いけふくろうの石の頭を、待ち合わせのついでにそっと撫でていく人がいるんですよ。
まち
利
利島村
椿の実が搾られる音、というのを想像してみると、この島のことが少しわかる気がするんですよね。
まち
中
中野区
中野ブロードウェイのエスカレーターを上がると、まんだらけの棚がぎっしり続いていて、なんというか、ここはずっとこういう熱量の場所だったんだなあ、と思うんです。
まち
新
新島村
白いガラス質の砂が、素足にじゃりっとくる感触から、この島のことを考えはじめるといいんです。
まち
西
西東京市
武蔵野台地のほぼ中央に、石神井川と千川上水が静かに流れていて、そのそばにふだんの暮らしがそっと重なっているんですよね。
まち
練
練馬区
石神井公園の三宝寺池のほとりに立つと、都心からひと駅ふた駅の場所とは思えない静けさが、そこにあるんですよね。
まち
八
八王子市
甲州街道が市の南北を貫いていて、その道沿いにいまも宿場町の骨格が残っているんですよね。
まち
八
八丈町
八丈富士の裾野から、観葉植物が緑のまま育つのを見ていると、ここが東京の離島だということをすこし忘れてしまうんですよね。
まち
羽
羽村市
多摩川の水を江戸へと引いた羽村堰のそばに立つと、川と人の付き合いがずいぶん長いんだなあ、とじんわり感じるんですよ。
まち
東
東久留米市
落合川のほとりに立つと、足元からひんやりした空気が上がってくるんですよね。
まち
東
東村山市
西武新宿線の窓から見えてくる景色が、ある駅を過ぎたあたりから、すこしずつ空が広くなるんですよね。
まち
東
東大和市
狭山丘陵のふちを歩いていると、東京にいることを、すこし忘れそうになるんですよね。
まち
日
日野市
多摩川梨の畑が、住宅地のすぐ脇に残っているんですよね。
まち
日
日の出町
スギとヒノキの林が、平井川沿いにしずかに続いているんですよね。
まち
檜
檜原村
秋川の支流をたどって檜原街道を奥へ進むと、村の域のほとんどが林野で、集落はその隙間にそっと置かれているんですよね。
まち
府
府中市
馬場大門のケヤキ並木を歩くと、根元の太さが、ここに積み重なった時間のぐあいを、そのまま教えてくれるんです。
まち
福
福生市
嘉泉や多満自慢を醸す酒蔵が、基地のフェンスのすぐそばに建っているんですよね。
まち
文
文京区
坂を上るたびに、すこし景色が変わるんですよね。
まち
町
町田市
町田駅で二本の路線が交わるところから、この土地のおもしろさは始まっているんです。
まち
御
御蔵島村
定期船が着くかどうか、出発の朝まではっきりしない、そういう島なんですよね。
まち
瑞
瑞穂町
箱根ケ崎駅の改札を抜けると、東京狭山茶やシクラメンの紹介が小さなコーナーに並んでいて、ああ、ここはちゃんと農のある町なんだなあ、と気づくんです。
まち
三
三鷹市
禅林寺の境内には、太宰治と森鷗外、ふたりの文豪が並んで眠っていて、毎年六月十九日の桜桃忌にはひとが集まってくるんですよね。
まち
港
港区
大倉集古館の石畳を踏みながら、国宝の器や絵をふだんの午後に眺められる、という感覚が、この街の手触りをよく表しているんですよね。
まち
三
三宅村
くさやの匂いは、一度嗅いだら忘れられないんですよね。
まち
武
武蔵野市
吉祥寺駅の改札を出ると、すぐそこに本屋があって、ちょっと先に公園があって、井の頭自然文化園がある、という具合に、「行く場所」が自然に積み重なっているんですよ。
まち
武
武蔵村山市
狭山丘陵と武蔵野台地のちょうど境目に、この町は立っているんですよね。
まち
目
目黒区
目黒川の川沿いを歩くと、台地の縁がゆるやかに落ちていく地形に気づいて、なんだか地面の記憶を踏んでいる感じがするんですよね。