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この場所の物語
五条川の水が、春ののんぼり洗いで鯉のぼりをゆらす。その光景に、この町のふだんの顔が、すこし見えてくるんですよね。
岩倉駅から名古屋まで10数分という近さが、暮らしのぐあいをちょうどよく整えてくれていて、サクランド岩倉の生涯学習センターで本を読んだり、いわくらマルシェで夕飯の食材を選んだりする、そういうひとつひとつの動作が、ここではごくあたりまえに続いていくんです。濃尾平野のほぼ中央、標高の差がほとんどない平らな土地だから、自転車でどこへでも行けるし、荷物を持って歩いても疲れにくい。
岩倉城址のあたりを散歩すると、織田伊勢守家がここに城を構えていたことを、石と土がさりげなく教えてくれます。明治大正期には養蚕と養鶏でにぎわった土地が、いまは流通と物流の拠点として動いていて、歴史のいくつもの層がなんでもなさそうに重なっているのが、ふしぎでいいなあと思います。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
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この場所の中身
この地に重なるもの
- 岩倉
- 石仏
- 大山寺
駅